其は嵐 僕の前に立ちはだかり 僕を打ちのめし 僕を掬い上げ 僕を引っ張って前へと進む 其は道標

されど 何が嵐の道標たり得るか 嵐は力強く吹き荒れ 全てを席巻し 出口を求めて世界中を飛び回る

ああ 白き鴎よ 闇夜を彷徨う嵐に針路をお指し賜れよ